伊豆は海に囲まれた半島のため、「朝日・夕日・月・星」を楽しめる海水浴場や海辺もたくさんあります。
「太陽・月」は、東伊豆では海の方から昇り、西伊豆では海の方へと沈んでいきます。
「星」は、都会の市街地からも離れているため、時期によっては天の川が見られるほどの綺麗な星空を楽しめます。
ここでは、そんな伊豆の夜空を満喫できる海の景色を紹介します。
(掲載内容は主に例年・調査時・一般的な内容です。また、場所・地形・条件・状況などによっては掲載している内容とは異なる場合もございます。それぞれの詳細・確実な情報・最新情報等は、関連する専門WEBサイト・宿のWEBサイト・観光協会や役所のWEBサイトなどでご確認ください。なお、本ページには外部サイトへのリンク、じゃらんnetや楽天トラベルへの広告リンクも含まれています)
東伊豆の露天風呂からの朝焼け
東伊豆エリア(熱海市・伊東市・東伊豆町)では、海の方から昇る朝日を見ることができます。
また、宿によっては海から昇る朝日を見ながら露天風呂に入れるような宿もあり、非日常の癒しの温泉にさらに絶景も加わって、とてもおすすめです。
もちろん、東伊豆なら海水浴場から朝日を楽しむことができるビーチもあります。
なお、朝日が見える時間帯や方角は季節によっても大きく異なります。昇ってくる方角と時間には下のような特徴がありますので、参考にしてみてください。(※伊豆でのおおよその内容です)
夏と冬で時間が違うことは普段から感じていると思いますが、実は横方向にも「おおよそ60度も移動」しています。
このため、誰かのSNSや宿のHPなどに綺麗な朝日の写真があったとしても、季節によって同じところに朝日が見えるとは限らない点に注意してください。
朝日は、天気にも左右されて運次第なところもありますが、海から昇る朝日と朝焼けは本当にとても綺麗ですので、機会があれば見てみてください。
夕日の名所が多い西伊豆
西伊豆エリア(松崎町・西伊豆町・伊豆市土肥・沼津市戸田)では、海の方に沈む夕日を見ることができます。
朝日と同じように、宿によっては海に沈む夕日を眺めがら露天風呂に入れるような宿もあり、非日常の癒しの温泉にさらに絶景も加わって、とてもおすすめです。
もちろん、西伊豆なら海水浴場から夕日を眺められるようなビーチもあります。
なお、夕日も見える時間帯や方角は季節によっても大きく異なります。沈んでいる方角と時間には下のような特徴がありますので、参考にしてみてください。(※伊豆でのおおよその内容です)
朝日と同様に、夏と冬では横方向に「おおよそ60度も移動」しているため、SNSや宿のHPなどで綺麗な夕日の写真があったとしても、季節によって同じ場所に見えるとは限らない点には注意してください。
夕日も、天気に左右される運次第なところがありますが、海に沈む夕日と夕焼けは本当にとても綺麗です。夕日なら旅行最終日の帰りがけに見ていくこともできるため、朝日よりも見られるチャンスは多いと思います。
雲や水蒸気の状況によっても夕日の見え方は大きく様子が変わるため、その日にしか見られない「その日だけの夕景」を見てみてください。
海にできたムーンロード
伊豆の海では「ムーンロード」を楽しむこともできます。
あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、ムーンロードとは「海面に月の光の道ができる現象」です。
もちろん、場所やタイミングによっては海水浴場のビーチからムーンロードを見ることができる場合もあります。
基本情報として、伊豆で見られるムーンロード(月)には主に下のような特徴があります。
天気が良くても毎日見られるわけではなく、「時間・月の明るさ」も日によってバラバラですし、その月の出入り時刻の「空の明るさ」なども考慮する必要があるため、朝日や夕日よりは条件が厳しめになってしまいます。
「満月の前後数日間」がベストのため、基本的には「東伊豆では日没頃、西伊豆では日出頃」の時間帯に月が海面の近くにあることになります。
なかなか見られない分、ムーンロードは貴重で特別なイベントともいえます。機会がある方は是非、伊豆の幻想的なムーンロードを体験してみてください。
(「月の出入り・日の出入り・月齢」は「国立天文台WEB(静岡のこよみ
/ 外部サイト)」などでも確認できます。なお、外部サイトへのアクセスやご利用はご自身の責任におかれましてお願いいたします)
南伊豆から見た天の川
伊豆半島は大都市からも距離があるため、星空が綺麗なスポットもたくさんあります。
特に、伊豆の中でもより市街地の光が届きにくい「南伊豆エリア」は「星スポット」として知られているところも多く、時期や天気に恵まれれば「天の川」を見ることもできます。
南伊豆エリアでは弓ヶ浜海水浴場が「星空スポット」として知られていて、その他も含めて主なところには下のようなスポットがあります。
南伊豆だけに限らず、伊豆の海水浴場の夜は暗い海に面しているため、ビーチから綺麗な星空を楽しめるところはたくさんあります。
なお、星空スポットでは懐中電灯が必須の場所もあります。足元や周囲には十分に注意して、水際の近く・崖の近く・危ないところには近づかないようにしてください。
また、星空観察のコツとしては、外に出る前に「しっかりと暗闇に目を慣らしておくこと」がとても重要です。目安としては車内の暗闇で5~10分ぐらい、このときスマホの画面も見ない方が暗闇に早く慣れることができます。
そうすることで安全性が高まるだけでなく「星空もより綺麗に見える」ようになり、星空を見たときの感動も一段と大きくなります。
見れる星の種類はタイミングや場所などによっても変わってきますが、一般的には下のような星がわかりやすくて探しやすいかと思います。
上のような明るめの星座であれば、伊豆のいたるところの海水浴場で見ることができると思います。
星空観察は「曇がない日・月が出ていない時間」がベストなタイミングのため、月明かりや雲が少しでもあるとたくさんの星を見れないことも多いですが、もし晴れているタイミングに伊豆旅行をした際には、都会では見ることのできない満天の星空を、是非、見上げてみてください。
(なお、特に有名で人気の星スポットでは、星撮影や天体観測している人への配慮が必要な場合があります。詳細は次の項目の「共通の注意点(懐中電灯・ライト)」をご覧ください)
「懐中電灯・ライト」について
暗い場所でなにかをする際には、懐中電灯などのライトを使って足元や周囲の安全を確認しながら行動するようにしてください。
しかしながら、夜の海では「釣りをしている人・写真を撮っている人・星を見ている人」など、様々な人がなにかをしていることもあります。
そのような人達にとっては「車のヘッドライトなどの強い光」や「強力な懐中電灯の光」などは迷惑になってしまう場合があります。
「安全第一、安全確保がもちろん最優先」ですが、安全が確保できている状況であれば、誰かが何かをしている海で「駐車してからヘッドライトを点けっぱなし・必要以上に周囲を照らす・その人のいる方向をむやみに照らす・無駄に海面を照らす」などは極力しない方が良いと言えます。
特に「星スポット・夜釣りスポット」では、強い光であちこちをむやみに照らされることは嫌がられる傾向にあります。
星撮影では光が写真に写り込んで失敗作になってしまったり、釣りでは光によって警戒心の強い魚が逃げてしまうことがあります。
もちろん海はその人達の私有地でもないですし、何か決まりがあるわけでもありませんが、だからと言って他人に迷惑をかけていいわけでもありませんので、夜の海では「光が迷惑になる可能性がある」ことを知っておいていただければ幸いです。
主に車から下りて行動する際には、安全のために懐中電灯などのライトは必ず使用して欲しいのですが、もし「他の人が何かをしていたとき」には「安全を確保できる分だけの使用」にとどめた方が、お互いに気持ちよく海を楽しむことができると思います。
「寒さ対策」ついて
海の近くは風がよく当たる場所も多いため、街中よりも寒く感じることがよくあります。
このため、海の近くでは少し厚着をしているぐらいでちょうど良く、夏場でも半袖一枚では寒くなってきたりします。
「危険な野生動物」ついて
全国的にも、熊や猪など「危険な野生動物」の出没が多くなっているようです。
猪は伊豆のあちこちで普通に見かけますし、近年では海水浴場などの海の近くでも熊目撃の情報も出てきているため、昼夜を問わず野生動物には十分に注意してください。
「ルール・マナー」ついて
伊豆の海近くでは、「迷惑駐車・騒音・大声・不必要なアイドリング・ゴミの放置やポイ捨て・禁止場所への進入」など、ルール違反やマナーの悪化が見られているようです。
素晴らしい伊豆の海で楽しめることがどんどん減ってしまう懸念もあります。ルールやマナーを守って楽しむようお願いいたします。
「夜の海」について
夕方、夜、夜明けなど、周囲が暗い時間帯の海近くには危険がたくさん潜んでいます。海岸近くでは滑りやすいところ、突然の大波や突風が吹くところもたくさんあります。
たとえ有名な海水浴場で昼間に多くの人で賑わっていても、夜のビーチでは様子が一変しています。
足元や周囲には十分に注意したうえで、「水際の近く・崖の近く・そのほか危なそうなところ」には近づかないようにしましょう。
夜の海には危険が多くありますので、安全を十分に確保できる範囲でのみ行動し、決して無理な行動や危ない行動はとらないようにしてください。
「掲載内容」について
このページの内容は、天気や条件などに左右されやすい情報が多く含まれています。
なお、すべてが海水浴場のビーチから楽しめるものとは限りません。
また、できるかぎり正確な情報を掲載できるよう努力しておりますが、正確性を保証しているものではございません。誤りが含まれている可能性もございますこと、ご了承ください。
(なお、もし誤り等を見つけた場合には、「当サイトについて」のページよりご連絡をいただけると幸いです)
東伊豆は、全国的にも有名な「熱海・伊東・伊豆高原」などがあるほか、多彩な観光スポットや温泉宿が点在しています。夏の海水浴だけでなく1年を通して観光旅行にも最適のエリアです。電車移動もできるため、電車旅行でのアクセスも良好です。
南伊豆は、綺麗な砂浜や自然の残された海が多く、サーフィンなどのマリンスポーツをする人にも人気が高いエリアです。電車では東伊豆方面から下田市の伊豆急下田駅まで行くことが可能です。
西伊豆は、派手さや広大さは少ないものの、波が穏やかで落ち着いた海水浴場が多いエリアです。特に小さな子供連れのファミリー旅行に人気が高く、他エリアに比べて道路や海水浴場が混雑しにくいのもポイントです。
伊豆には、綺麗な砂浜から荒々しい磯まで多種多彩な海の景色があります。
当サイトでは綺麗な海水浴場をメインに、旅行中の立ち寄り散策などにもおすすめできる海岸や海辺を「約60ヶ所」ほど紹介しています。
夏シーズンの伊豆の道路は大変混雑する場合があります。時間に余裕を持って早めにご出発されることをおすすめします。
なお、各海水浴場は天候状況・時期・曜日・時間帯・エリア・ライフセーバーや監視員の有無等によって遊泳できない場合もございます。
また、海水浴場ではない海では遊泳が禁止されている海もあります。
遊泳可否の確認のほか、海水浴場・ビーチ・海辺・駐車場・施設・観光・イベント等をご利用の際は、公式・主催者・管理者・観光協会等にて最新情報や詳細を必ずおたしかめください。
東伊豆「熱海市」
東伊豆「伊東市」
東伊豆「東伊豆町」
東伊豆「河津町」
南伊豆「下田市」
南伊豆「南伊豆町」
西伊豆「松崎町」
西伊豆「西伊豆町」
西伊豆「伊豆市・土肥」
西伊豆「沼津市・戸田」
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