伊豆の海水浴場とビーチガイド
海水浴の注意点

海水浴の注意点

一般的に考えられる海水浴の注意点、気を付けることなどを紹介していきます。

不安を煽るつもりはありませんし、せっかくの海水浴であれこれ気にしすぎて楽しめないのもあまり良いとは思えませんが、本頁の筆者は海の家で何年も働いていた経験があり、危ない場面や事故の現場にも実際に何度も遭遇したことがあります。

それらを目の当たりにしてきて思うのは、せっかく楽しみにして来てくれた海水浴だからこそ、そのようなことが起こって欲しくはありませんし、何より自然相手のレジャーをするうえで気を付けるべき注意点や危険なことなどは予め知っておく必要があるとも感じています。

海水浴での注意点・危険性・それらの可能性を知っていることにより、少しでも事故などが起きないよう未然に防げることを願っています。

なお、万全とはもちろん言えませんが、基本的には「ライフセーバーのいる海水浴場」がおすすめです。

事故なく安全に、夏の楽しい思い出をたくさん作ってきてください。

もくじ

「遊泳可否」に注意

まず最初に「遊泳できる海なのか・遊泳できる期間なのか」などを確認する必要があります。

海開きの時期などは海水浴場によって異なります。

遊泳できる期間中であっても、遊泳できる時間や曜日が限られていたり、ライフセーバーや監視員を配置できる日しか遊泳できなかったり、海によっても異なりますので観光協会や市町村のWEBサイトなどで最新情報や詳細を調べてから計画することが大切です。

また、当日が本来は遊泳できる日であっても、天候によっては遊泳制限や遊泳禁止になってしまう場合ももちろんあります。

風もなくて空も快晴だけど海は大荒れ、なんて日もあります。特に台風の前後はそのような傾向にあります。

そんなときのために事前に他の海の候補もいくつか選んでおいたり、海水浴以外の観光プランも考えておいた方が当日にあたふたしなくて済みます。

なお、海水浴場でも遊泳できるエリア(区域)は限られていることが多いため、遊泳エリア外では泳がないこと、そもそも遊泳禁止や立入禁止になっている場所では泳がないように気をつけてください。

他の人が海に入っていても、マリンスポーツをする人のエリアと海水浴の人のエリアが区切られていることもありますので、注意してください。

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「禁止事項」に注意

海水浴場ごと、海ごと、区域や地域ごとに禁止事項・規制・ルールなどもあります。

一般的に「バーベキュー・火気の使用・キャンプ・魚を突くモリなどの道具」は禁止になっているところが多くあります。

ほかにも「タトゥーや入れ墨の露出・飲酒して遊泳・喫煙所以外での喫煙・ペットの入水・音楽などの騒音・オールを使うゴムボート」や、最近では「ドローン」が禁止事項に入っている海水浴場もあります。

夏の思い出の定番ともいえる「花火」もビーチによっては禁止されていたり、音の有無などで種類が決められていたり、時間が決められていたりします。

これらは各観光協会のWEBサイトのほか、基本的には現地に看板なども設置されていることが多いので、確認してから海を楽しんでください。

また、磯遊びや釣りなどで気をつけたいのが、漁業権などにより採取してはいけない魚介類や海藻類があることも知っておく必要があります。

主に「イセエビ・サザエ・アワビ」などは多くの地域で採ってはいけないものになっています。

これらは地域によって細かく種類が決まっており、伊豆の海では「静岡県:漁業権対象種のページ」などでも詳細を確認できます。

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「体調変化」に注意

体調が優れないときは海に入るのは控え、特に子供の体調は普段よりも気にかけてください。

楽しみにしていた旅行でせっかく海水浴に来たのだから海に入りたい気持ち、子供を海で遊ばせてあげたい気持ちもとてもよくわかります。しかし、事故になってしまったら元も子もありません。

長距離移動での疲れ、睡眠不足、夏バテ、二日酔いなど、陸上での生活ではそれほど大きな問題にはならなそうな軽度の体調不良でも海水浴では危険なことになってしまう可能性があります。

海で遊んでる途中に体調が優れなくなってきたときはもちろんですが、特に体調の悪さを感じていなくても定期的に海からあがってしっかり休憩を取るように心がけてください。

特に子供は遊ぶことに熱中してしまったり、楽しくて遊びを優先させてしまったり、体調不良を我慢したりしてしまうことがあります。

子供の場合には、大人が適度に休憩を取らせながら、しっかりと様子をうかがってあげることが大切です。

また、海水浴でも熱中症には注意が必要です。のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を忘れないようにしましょう。

なお、海で泳ぐと思っている以上にかなり疲れますので、特に帰りに車を運転する方は体力をセーブしながら海水浴を楽しむことも重要です。

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「危険生物」に注意

海には危険な生き物も生息していて、本頁では主に伊豆の海でも出会ってしまう可能性のある危険生物を紹介しています。

海で泳いでいて危険生物の被害に遭った際には、パニックになってしまうと溺れたり状況が悪化してしまうこともあるため、まずは焦らず冷静を保ちながら速やかに海から上がるようにしてください。


主に遭遇する可能性のある生き物は、

などになります。


各危険生物の姿形や見た目はネット検索でも出てきますので、特徴などと併せて知っておくとより安心して海水浴を楽しむことができます。

万が一被害に遭ってしまったときには状況や程度等にもよりますが「ライフセーバーがいる海ではライフセーバーに指示を仰ぐ・救護所で正しい処置を受ける・その他の海でも医療機関を受診する」などしてください。

特に状況が良くない場合やショック症状などがみられる場合には、直ちに医療機関で診療を受けたり、救急車を手配するなど早めの対処が必要になる場合もあります。

また、毒を吸いだすためにアウトドアなどでも利用されているポインズンリムーバーなども持っていると、状況によっては安全かつ効率よく毒を吸いだせる場合があります。

なお、本頁で掲載している「一般的な応急処置の方法」は、環境省・都道府県・市町村などのWEBサイトを参照させて頂いたものになります。(2021年時点の情報)

あくまで応急処置になりますので、基本的には救護所や医療機関などで診てもらってください。適切に処置してもらうことで、傷口からの細菌感染や化膿のリスクを軽減したり、その後の経過が良くなったり、回復が早くなったりすることもあります。

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クラゲ / カツオノエボシ

クラゲ伊豆での一般的な海水浴で一番遭遇しやすい危険生物は「クラゲ」で、海水浴場で普通に泳いでいてもクラゲはよく見かけます。

最も一般的によく見られるのは「ミズクラゲ(右の写真のクラゲ / ほぼ透明)」や「ツノクラゲ(ほぼ透明)などで、種類や場合によっては痛みを感じたり腫れたりすることもありますが、多くの場合は刺されても痛みを感じることはほとんどないクラゲとされています。

伊豆の夏での海水浴中に痛みを感じるクラゲは「アンドンクラゲ」であることが多く、刺されると強い痛みを感じ、患部はミミズ腫れや水ぶくれのようになります。

約3cmほどの小さな傘に、長さ20cmほどの触手を4本持っていて、お盆過ぎに増えてくると言われています。一般的には刺されても大事に至ることは少ないのですが注意が必要です。

ほかにも「アカクラゲ」などがいて、クラゲにはかなりたくさんの種類がいます。

クラゲの種類や被害を受けた人によっては、刺されるとミミズ腫れや水ぶくれのような症状が現れるだけでなく、ひどい場合には頭痛・吐き気・アレルギー反応・呼吸困難・意識障害・アナフィラキシーショックなどを起こしてしまい命に関わることもあります。

カツオノエボシクラゲの仲間の中で特に危険なものとして有名なのが「カツオノエボシ(右の写真)」で、別名「電気クラゲ」とも呼ばれています。

カツオノエボシは、餃子のような形の浮き袋と、青色~藍色~紫色の長い触手を持つ危険生物です。

青みがかった色がきれいな色にも見えますが、かなり強い毒を持っているとても危険な生き物で、アナフィラキシーを起こしてショック死する危険もあります。

餃子形のビニール袋のような浮き袋を海面に漂わせ、そこから海中に数メートルにもおよぶ触手がのびていることもありますので、海で見つけた時には遠くに離れるか、海からあがるようにしてください。

死んだ個体でも被害に遭うので、浜辺に打ち上げられたものでも決して触らないように気を付けてください。

なお、クラゲ対策として「海水浴の持ち物(ラッシュガード)」で紹介しているラッシュガードなどを着用していると、万全ではありませんが被害の軽減になる可能性がありますので、もしよろしければ状況に応じて検討してみてください。

一般的な応急処置は、まずは落ち着いてすぐに海からあがり、皮膚についているカツオノエボシの触手を素手で触らないように気を付けながらそっと剥がしてください。

取り除きにくいときなど水をかけるときには、真水ではなく海水をかける方が良いとされています。

誤った対処法として、真水をかける・お酢をかける・砂をかける・こする、などは悪化させてしまう可能性がありますので、しないようにしてください。

痛みや痒みが治まらないときや、ショック症状のようなものが見られるときなどには、すぐに医療機関で診療を受けてください。

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ウニ / ガンガゼ

ウニウニにも種類がたくさんあり、棘に毒を持つウニもあります。

中でも、長いものだと30cmほどにもなる長くて細い棘に毒を持っている「ガンガゼ」というウニは、伊豆周辺の海にもたくさん生息しています。

ウニは見た目が危険そうなので自ら触ろうとすることはあまりないと思いますが、誤って触れてしまったり、浅瀬で踏んでしまったりすることがあります。

毒ももちろん怖いのですが、毒のないウニでも刺さると抜けにくいものもあり、一度刺さってしまうと厄介です。

一般的な応急処置は、針・ピンセット・毛抜きなどで棘を慎重に取り除いて消毒をします。

毒のあるガンガゼの棘はもろくて折れやすいため、皮膚の中で細かく折れたり潰れてたりして抜けにくいこともあるため、特に慎重に抜いてください。

火傷に注意しながら、40~45℃ほどのお湯に浸けると痛みが和らぐ場合もあります。

棘を抜くことができなかったり、重症な場合には医療機関で診療を受けてください。

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ゴンズイ

ゴンズイ体長5~20cmほどで小さいナマズのような姿形をしてる「ゴンズイ」は、黒っぽい体に黄色のラインが入っている特徴的な魚です。

伊豆の海や海水浴でも普通に見ることのある魚で、背ビレと胸ビレに毒針があります。

特に幼魚の頃は団子状の群れで泳いでいることが多く、その姿はゴンズイ玉と呼ばれています。

刺されると激痛とともに毒の被害も受けてしまいますので、見かけたら近づかないようにしてください。

一般的な応急処置は、傷口から毒を吸い出して消毒をします。

火傷に注意しながら、45℃以上のお湯に浸けることで痛みが和らぐ場合もあります。

痛みが続いたり、吐き気があるようなときには医療機関で診療を受けてください。

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ウツボ

ウツボヘビのような姿形をしている「ウツボ」は、伊豆の岸壁に近いところでも全長50cm~1mほどの個体がたくさん生息しています。

黄色と黒のまだら模様をしていて、釣りをしていると頻繁に目にする魚です。

毒はありませんが歯が鋭くて顎の力も非常に強いので、咬みつかれると何針も縫うような大怪我をする恐れがあります。

積極的に襲ってくることは通常は少ないと言われていますが、保護色で気づきにくいこともあり、シュノーケリングなどで誤って近づきすぎたり触ってしまったりすると危険です。

岩陰や岸壁の隙間に隠れていたり海草に紛れていることも多いため、岩や岸壁の隙間などにむやみに手を入れたりしないように気を付けてください。

遭遇したときには無用な攻撃などはせずに離れてください。

一般的な応急処置は、毒による心配はありませんが、咬みつかれると大怪我をしてしまうことも多いため、洗浄と止血をして医療機関で診療してもらうことが推奨されています。

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ミノカサゴ

ミノカサゴつい手をのばしたくなりそうなほど美しくて優雅な姿の「ミノカサゴ」という魚ですが、ヒレの棘に毒がありますので触れないように気を付けてください。

特に背ビレの長い棘には注意が必要です。

人が近づいていっても逃げようとしないことも珍しくなく、ヒレの棘を立てて威嚇してきたり突進してくることもあるようです。

遭遇したときには近づいたり攻撃したりせずに離れてください。

一般的な応急処置は、棘が残っている場合には慎重に抜きます。

火傷に気をつけながら、45℃以上のお湯に浸けることで痛みが和らぐ場合もあります。

棘が長く傷が深くなってしまう場合もあるので、医療機関で診療してもらうことが推奨されています。

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エイ / アカエイ

エイエイの中でも伊豆の海でよく見かける「アカエイ」は全長1~2mほどのエイで、ムチのような尻尾の付け根部分に毒のある鋭い棘を持っています。

砂地の底付近で砂に隠れるようにしていることが多く、海水浴や釣りで行ける程度の浅瀬にもやってくるため、気づかずに踏んでしまって刺されるケースがあります。

毒のある棘はノコギリの歯のようになっていて、これが釣り針のかえしのような役割をして抜けにくくもなります。

また、棘は長靴も容易に貫通してしまうほど硬いため、長靴やフィンを履いていても危険です。

一般的な応急処置は、残っている毒針を取り除き、傷口を洗って毒を絞り出します。

出血がひどい場合には止血をすることも重要
です。

切り裂かれて大怪我をすることもありますし、ひどいと嘔吐・発熱・悪寒などのほか、筋肉麻痺などで命にかかわる場合もありますので、応急処理の後、医療機関で診療を受けてください。

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ヒョウモンダコ

フグ毒と同じテトロドトキシンという猛毒をもっている「ヒョウモンダコ」は、噛まれると呼吸困難になったり、死亡例も報告されているとても危険なタコです。

暖かい海に生息していましたが、近年では静岡県でも発見されており、青い目玉のような模様(ヒョウ柄・リング状の模様)が現れることが特徴的です。

浅い海に生息する全長10cm程度の小さなタコで、通常は周囲に溶け込むような地味な色をしていますが、刺激を受けると全身に青い目玉のようなリング状の模様が現れます。

特に磯遊びなどで目玉模様のタコを見つけても、絶対に触らないようにしてください。

基本的には正体のわからない生物は不用意に触らない方が賢明です。

一般的な応急処置は、毒を口で吸い出すと危険なため、口を使わずに毒を吸い出すか絞り出します。

走ったりさせずに安静にさせて、救急車を手配する等して速やかに医療機関に運んでください。

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その他 ...

その他にも海水浴で気をつけたい生き物はたくさんいます。

ミノカサゴ類のような形で、一見石や岩のように見えて気づきにくい「オコゼ」という魚も棘に強い毒を持っている種が多くいます。

毒のない魚でもヒレの棘や歯などが鋭くて素手で触ると怪我をしてしまう魚はたくさんいますので気を付けてください。

また、「サンゴ・イソギンチャク・ヒトデ」の仲間にも毒があったりして危険な種類もあります。

ほか、毒はなくても「カキ類」「フジツボ類」など岩や岸壁などについている貝類なども、手や足を切る怪我をしてしまう危険があります。

石や岩の海で泳ぐときはもちろん、砂浜のビーチでも岩のあるような場所では「海水浴の持ち物(マリンシューズ)」で紹介したマリンシューズなどを着用していると、万全ではありませんが被害の軽減になる可能性もありますので、もしよろしければ状況に応じて検討してみてください。

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「高波・潮流・風」に注意

高い波がある日は危ないことが予想できるかと思いますが、高い波がないときでも注意することがいくつかあります。

ここで紹介する「高波・大波・潮流・離岸流・沖に向かう風」などは、どれも特別に珍しいことではありません。

とても楽しい海水浴などの海レジャーですが、自然の力は本当に恐ろしい力も持っていますので、波・潮・風などを甘くみずに常に気をつけながら海を楽しんでください。

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高波 / 大波

磯や浜で釣りをしたことがある人は経験があると思いますが、100回に1回ぐらいの確率で1.5倍近い高さの波、1000回に1回ぐらいの確率で「2倍近い高さの大波」が発生することがあります。

また、近くを漁船などの船が通る海でも、想像以上の波がやってくることがありますので気を付けてください。

海では突然予期しない大きな波が襲ってくることがありますので、特にお子様を遊ばせているときには注意が必要です。

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潮流 / 離岸流

波だけでなくどこの海にも「潮の流れ」があり、25mプールのように単に水が溜まっているわけではありません。むしろどちらかと言うと海は流れるプールのようになっています。

見た目に波も風もまったく無い日でも、満潮と干潮は毎日繰り返されていますし、オーバーな表現ではなく本当に川のように潮が流れていることもよくあります。

場所・地形・潮汐などにもよりますが、潮の方向も一定ではないため、いままで右から左に流れていた潮が、少し経つと逆に流れ始めることも普通です。

基本的には海に浮いているゴミなどである程度の予測はできますが、海面に近い浅いところと海底に近い深いところでは流れが異なっていることもあります。

さらに、テレビやニュースなどでも話題になる「離岸流」という流れもあり、これは岸から沖に向かって勢いよく流れている強い流れのことで危険です。

速いものだと水泳選手でも戻ってこれないほどと言われ、泳いでも泳いでも沖に流されてしまいます。

離岸流は横幅が10~30mほどのものが一般的なため、万が一巻き込まれてしまったと感じたら、横方向(岸に対して平行)に泳ぐことで離岸流から脱出することができます。

他にも「逆潜流」や「渦」など、海水の流れには様々なパターンがあり、高波のように見た目でわからないものも多く、巻き込まれてしまうとその強烈な流れに人間では対抗できないことも多いため、注意が必要です。

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沖に向かう風

大波や潮流だけでなく「陸から沖に向かって吹く風」にも注意が必要です。

これは離岸流よりもさらにどこの海でも起こる現象で、浮き輪など水上に浮かんだものをあっという間に沖に連れていってしまいます。

特にゴムボート・イカダ型・イルカやシャチ型など、上に乗って使う浮き具はこの風を受けると帆船のようにどんどん進んでいくことがあります。

沖に流される点では先程の離岸流と似ていますが、離岸流は沖への長さが数10~数100mほどで沖にいくにつれ勢いも弱くなるのが一般的ですが、この風の怖いところは「風が吹いている限り沖に流され続ける」ということです。

そうなってしまうと泳ぎの得意な人でも追いつくのはかなり難しくなります。

状況にもよりますが、流された人が浮具を使っている場合に多いので、慌てて追いかけようとはせず、見失わないようにしながら救助を要請する方が安全に助けられることがあります。

また、浮き輪やビーチボールだけが風に流されていく場面はよく目にしますが、風に乗って沖に流されていく浮き輪に追いつくのもほぼ不可能です。

考え方によってはゴミ問題などもありますが、命を落としてしまっては大変ですから、そのような場合には無理せず諦めることも重要です。

余談ですが、ビーチなどで横方向に流されていく浮き輪の場合には、泳いで追いかけずに岸を走って先回りすることで回収できることもあります。

なお、多くの海水浴場では沖にブイ(黄色やオレンジのウキが付いたロープ)などが張られていたり、場所によってはそのブイの外側でも監視船が見守ってくれている海水浴場もあったりと、そのような海水浴場では沖に流されてしまう危険性も低くなりますので、安心して海水浴を楽しむことができます。

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「石・岩・磯の海」に注意

石や岩場、磯のような海では特に注意が必要です。

そのような海で泳いでいたり、磯遊びや釣りなどをしていて誤って落ちてしまうと、なかなか上がれなくなってしまうことがあります。

海から上がろうとしても、波に押され、波に引かれ、前後左右に体が振られ、バランスも取れず、足元は波で見えず、海苔や藻でヌルヌル滑り、上がった時には手足や体は岩や貝などに当たって血だらけ...なんてことになってしまいます。

その程度で済めばまだ良いのですが、本当に上がることができなくなってしまったり、頭や体を何度も岩に打ち付けてしまったりする危険性もあります。

このため、磯釣りも含め、磯遊びなどではマリンシューズやライフジャケットが必要になりますし、高い波や風がある日には海に近づかないことが重要です。

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「深み・海底変化」に注意

遠浅でなだらかな海でも急に深くなっている場所もあります。

特に泳ぎが苦手な方や子供は、突然深くなってしまうと溺れてしまう危険性もあります。

また、海底の様子は変わってしまうことがあるため、慣れ親しんだ海でも注意が必要です。

潮の満ち引きでも深さは大きく変わりますので、気を付けてください。

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「溺れないよう」に注意

海水浴では足がつって溺れてしまうこともありますので、海に入る前に準備運動をしたり、水分やミネラルの補給をしたり、こまめな休憩を取るように心がけてください。

当然ですが、体の具合が優れない時や天候の良くない時には泳がないようにしてください。

その他にも溺れてしまう理由は様々ありますが、本頁にあるような波・潮流・風・危険生物・深みなどのほか、お酒も溺れる原因になってしまいます。

また、プールでは泳げる自信や経験があっても、海とプールでは状況がかなり異なりますので油断せずに注意してください。

特に海では波や風によるしぶきなどで思ったように息つぎができないこともあり、誤って塩水を飲んでパニックになってしまうこともあります。

もし溺れてしまったとき(溺れそうになったとき)は、状況等によっても異なりますが、水面に対して平行になるようにあお向けに浮かぶ「背浮き」をすること、そして、泳いで戻れそうにないときなどは無理して戻ろうとはせず、浮いたままプロの救助を待つ「浮いて待て」が基本とされています。

溺れている人を発見したときにも状況等によって異なりますが、基本的なことは、背浮きで浮いて待てを指示する・相手に知らせたうえで浮き輪など浮く物やロープなどをアンダースロー(下投げ)で投げ入れる・周囲の人にも知らせる・見失わないようにする・ライフセーバーや救助を要請してプロに助けてもらう、などが基本になります。

万が一に備え、海水浴ではまずはこの「背浮き」が確実にできるように安全な場所で練習しておくことがとても重要です。

そして、基本的には「浮いて待て」でプロの救助を待つこと、「ライフセーバーのいる海水浴場で泳ぐこと」も大切になってきます。

海水浴だけでなく磯遊びや釣りなど海のレジャーでは危険も伴いますので、ライフジャケットの着用など、できる限りの安全対策をしたうえで安全に海を楽しんでください。

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「シートの場所」に注意

海水浴場では最前列のシートから海までがけっこう広めに空いていることがよくあります。

救助スペースのほか泳いだり遊んだりする人のために空けていることももちろんあるのですが、たまに来る大波や満ちてくる潮のことも考えてシートや荷物の位置を決める必要があります。

海に慣れ親しんでいない人でも波が来ることは思い付くかと思いますが、潮が満ちてくることは忘れがちです。

また、近くを船が通るような海では、船がおこした波で一時的に想定以上の波がやってくるこもあります。

海水浴場では周囲の人に合わせていればだいたい大丈夫であったり、ライフセーバーや誰かが教えてくれることもありますが、人が少ない海などでは戻ってきたらシートや荷物が流されて無くなっていた、なんてことにもなりかねません。

干潮と満潮の差は場所などによっても異なりますが、太平洋側では1.5mほどにもなります。

潮汐は日によっても違いますので、1日の間にかなり大きな差がでる日(大潮)もあれば、あまり差のでない日(長潮)もあります。

いずれにしても波打ち際の位置や海面の高さはずっと同じではなく、1日の間でも確実に移動しますので、シートや荷物を置く場所には注意が必要です。

なお、海水浴以外の主に釣りなどで行く磯のような海では、行きは歩いて通れても帰りには潮が満ちてきて通れなくなってしまう場所もありますので、さらに注意が必要です。

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「盗難・車上荒らし」に注意

海水浴では海辺に財布などの貴重品を持っていくのは防犯上あまり好ましくないため、海には必要な分のお金だけを持っていく方が安心です。

財布を車に置いておくことも車上荒らしなどの被害に遭ってしまう可能性があります。

貴重品ロッカーなど信用して預けられるところがある場合には預けておくか、どうしても海辺に財布を持っていくときには一人は必ず荷物番として近くで見張っていることをおすすめします。

特に車上荒らしは実際に被害もたくさんありますので、車外から見えるところに小銭や高価なもの、バッグなどを置いておかないことも基本的な対策として大切です。

人の少ない駐車場も危険ですが、人や車が多い駐車場だからといって決して安全安心ではありませんので、油断しないよう気を付けてください。

また、基本的に海水浴の旅行にでかけるときには、不必要なクレジットカード類や貴重品などはできるだけ持って行かず、自宅に置いてくる方が盗難の面でも紛失の面でも安心です。

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「浮き輪」の注意点

あるだけで安心しがちな浮き輪ですが、過信は危険ですので注意が必要です。

特に浮き輪のまま逆さまになってしまうと抜け出せなくなったり、抜け出せてもパニックで溺れてしまう危険性もあります。

水中で上下逆さまになるとどちらが水面方向かわからなくなってしまうこともあり、水深が少し深くなると急に海の水が冷たくなったりもして、それでパニックになってしまうこともあります。

ほかにも、風や潮で一気に流されてしまうこともありますし、状況によっては浮き輪だと沖から戻りにくい(泳ぎにくい・進みにくい)ということもあります。

上の項目で紹介した「沖に向かう風」のときの浮き輪使用はさらに注意が必要です。

泳げない人が足のつかないところ(足がつく場所でも波のあるところ)で浮き輪の空気が抜けてしまったりしても大変です。

また、海に浮かんでいる遊具などがある場合、万が一その遊具の下に浮き輪を付けたまま入りこんでしまうと出てこれなくなる場合もあります。

浮き輪があると溺れないと思いがちですが絶対に安心安全というものではなく、特に子供は大人が付き添いながら溺れない水深でのみ使うのが原則で、大人の方でも浮き輪を過信しすぎないように気をつけてください。

怖いことを並べてしまいましたが、危険性やそれらの可能性を知ったうえで、安全に浮き輪での海水浴を楽しんでください。

浮き輪の注意としての余談ではありますが、コンプレッサーなど機械的な空気入れで浮き輪に空気を入れる際、補助気室のある浮き輪の場合は「空気を入れる口」と「空気を入れる順番」を間違えないようにも気を付けてください。

それに気づかずに補助気室に空気を入れすぎたり、後から補助気室に空気を入れたりすると海で遊ぶ前に浮き輪をパンクさせてしまいます。

知らないうちにお客様がコンプレッサーを使って浮き輪に空気を入れてパンクさせる現場に何度も遭遇したことがあります。

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「シュノーケル」の注意点

単純に使い方が意外と難しくて慣れないうちはうまく使いこなせない人もいます。

まずは使い方をしっかり身につけることが大切です。

よくあるトラブルでは、「口呼吸だけの状態に慣れないと息苦しくなる・水が入ってきたときにうまく対処できない・誤って海水を飲んでしまう(または吸ってしまう)」などにより、それが原因でパニックになって溺れてしまうことがあります。

最近では、口だけでなく鼻からも呼吸ができるフルフェイスと呼ばれるシュノーケルも販売されています。

いずれにしても「製品そのものの不備・サイズが合っていない・使い方が間違っている・不意のトラブルに対処できない・夢中になりすぎて沖に流されてしまう・岩や岸壁に近づきすぎて波やうねりによって激突してしまう・危険生物に触れてしまう」などに注意してください。

シュノーケルを使うときには、最初から足のつかないところには行かず、足のつく浅いところで流されないように注意しながら「試用・練習・慣れ」などは必要です。

また、ライフジャケットのような形で浮力もあるシュノーケリングベストというものもあり、シュノーケリングをするのに適した製品になっていますので、もしよろしければ状況に応じて検討してみてください。

ここでも怖いことを並べてしまいましたが、シュノーケリングは普段は見ることのできない水中の世界を楽しめる素晴らしい海レジャーですので、危険性やそれらの可能性などを知ったうえで、使い方やトラブル対処をしっかりと身につけてから水中世界を楽しんでください。

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「パラソル」の注意点

ビーチパラソルが風に飛ばされている場面をよく目にしますが、実はとても危険なことで注意が必要です。

パラソルは風で飛んでしまうと一気に凶器へと変貌してしまいます。

ポールの部分が矢のように人に突き刺さってしまったり、飛んできてぶつかるだけでも凶器になり得ます。

そのため、風に飛ばされにくいように砂浜に深く穴をあける必要がありますが、海の家のパラソルに比べ市販のパラソルはポール(柄)の部分が短かいなど、飛ばされやすいものも多くあります。

パラソルを立てるときには、深くまでしっかりと刺し、穴に水をかけて踏み固める作業は最低限必須です。

また、開いた状態で設置しようとせず、先にポールを立てて準備が整ってから傘を開いてください。

ほか、「風が強い日には使用しない・可能なら海の家の人にドリルなどで穴をあけてもらう・離れるときはパラソルを閉じる・定期的に固定具合をチェックする」などが基本的なことになります。

そのほか、万が一に備えて上記にプラスして飛ばない重りや専用アンカーのほか紐やロープなどでしっかりと固定しておく必要がある場合もあります。

なお、風がない日でも海では突風などが吹くこともあるので、しっかりと深く固定することを徹底するようにしてください。

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伊豆各地の海水浴場と海

東伊豆は、全国的にも有名な熱海温泉や伊東温泉のほか、多彩な温泉宿や観光スポットが点在する伊豆高原温泉などがあり、海水浴だけでなく観光旅行にも最適。電車では伊東線や伊豆急行で南下できるため、電車旅行でのアクセスも良好です。

東伊豆の海水浴場へ


南伊豆は、伊豆の先端部分にあたり、綺麗なビーチ・きれいな海が特に多いエリアとして知られ、サーファーにもとても人気が高くなっています。夏はシュノーケリングを楽しむ海水浴も人気です。電車旅行では下田市の伊豆急下田駅まで行くことが可能です。

南伊豆の海水浴場へ


西伊豆は、派手さはないものの、駿河湾に面し波も穏やかで静かなビーチが多いため、小さなお子様連れのファミリー層にも人気が高いエリアです。電車はありませんが、東伊豆や南伊豆に比べて道路・駐車場・海水浴場も混雑しにくいのもポイントです。

西伊豆の海水浴場へ


伊豆半島には、綺麗な砂浜のビーチから荒々しい岩場まで様々な海岸があります。

当サイトではきれいな海水浴場をメインに、海辺デートや旅行立ち寄りにもおすすめできる海を約60ヶ所掲載しています。

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夏期シーズン中の伊豆半島の道路や駐車場は大変混雑する場合があります。

特にお車でお出かけの際は、行きも帰りも時間に余裕を持って早めにご出発されることをおすすめします。

また、各海水浴場は天候状況はもちろんのこと、時期・曜日や時間帯・エリア・ライフセーバーや監視員の有無等によって遊泳できない場合もございます。

遊泳可否の確認のほか、海水浴場・ビーチ・駐車場・施設・観光・イベント等をご利用の際は、公式・主催者・管理者・観光協会等にて最新情報や詳細を必ずおたしかめください。

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